ECRS(改善の4原則)
ECRSとは、業務改善を検討するときの4つの視点である、排除(Eliminate)、結合(Combine)、交換(Rearrange)、簡素化(Simplify)の頭文字をとったものです。
まず「その作業をやめられないか(排除)」を考え、次に「複数の作業をまとめられないか(結合)」、「順序や担当、場所を入れ替えられないか(交換)」、最後に「もっと簡単にできないか(簡素化)」と、この順番で検討するのが基本とされています。やめられる作業を効率化しても意味がないため、効果の大きい排除から検討する点がポイントです。
DXの現場では、今の業務をそのままデジタル化・自動化しようとして、本来不要な手順まで残してしまうことがよくあります。システム導入やRPA化の前に、業務フロー図や業務棚卸しの結果にECRSを当てはめて、不要な承認や重複した入力、転記をなくしておくと、導入の効果が大きくなり、開発の範囲も小さくできます。新規事業の業務設計でも、最初から無駄のない手順を組むためのチェックリストとして使えます。
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