カーネギー『実業の帝国』全訳(9)事業
鉄鋼王アンドリュー・カーネギーの論集『The Empire of Business』の全訳、第9回です。1896年にコーネル大学で行った講演「事業」を訳しています。給料ではなく利益で生きる人を事業家と定義し、一つの事業に集中すること、優れた若者が共同経営者へ上がっていく道筋、投機との違い、事業という職業の価値と報いを語ります。
著作権の保護期間が終わった、事業と仕事についての古典を連載形式で全訳しています。
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鉄鋼王アンドリュー・カーネギーの論集『The Empire of Business』の全訳、第9回です。1896年にコーネル大学で行った講演「事業」を訳しています。給料ではなく利益で生きる人を事業家と定義し、一つの事業に集中すること、優れた若者が共同経営者へ上がっていく道筋、投機との違い、事業という職業の価値と報いを語ります。
テンプル大学の創設者ラッセル・H・コンウェルの講演録『Acres of Diamonds』の全訳、第1回です。巻頭の推薦文と前書きに続き、ダイヤモンドを求めて故郷を捨てた男の寓話、足元の富に気づかなかった人々の実例、「お金持ちになるのは義務だ」という主張、客の求めるものを知ることが商売の原則だという話までを訳しています。
牧師ラッセル・H・コンウェルの講演録『Acres of Diamonds』の全訳、後編です。資本より「人が何を求めているかを知ること」が成功の秘訣だという実例の数々、身近な人の中にある本当の偉大さ、リンカーンとの面会、そして「偉大になりたければ、今いる場所から始めよ」という結論までを訳しています。
ヘンリー・フォードが1930年に出版した『Moving Forward』の全訳、第1回です。第1章「富に至る道」では、1929年の株式恐慌を振り返りながら、品質向上と値下げ、賃上げを続けることこそが事業の基本であり、需要は待つものではなくつくり出すものだと説いています。
ヘンリー・フォードが1930年に出版した『Moving Forward』の全訳、第10回「経営と規模」です。規則や仕組みに頼る経営ではなく「船橋に立つ生きた経営者」が必要だと説き、好況時こそ気を引き締める理由、事業に民主主義はなじまないという考え、規模の限界、外注と内製の使い分け、分散型工業の理想を語ります。
ヘンリー・フォードが1930年に出版した『Moving Forward』の全訳、第11回です。第11章では、T型からA型への全面的な切り替えを例に、部品単位で分けて互換性を保つ現代の生産がいかに柔軟か、なぜ段階的な移行ではなく一気に工場ごと作り替えたのか、そこから得た教訓を語っています。
ヘンリー・フォードが1930年に出版した『Moving Forward』の全訳、第12回です。第12章では、自己満足こそが敵だという話から、T型を支えた四つの信条、T型が妥協の産物だった理由、A型への全面刷新の考え方、そしてハイランド・パーク工場の大移転の実際までを語っています。
ヘンリー・フォードが1930年に出版した『Moving Forward』の全訳、第13回です。第13章では、工場移転で見えてきた小さな無駄の削減、発電所や塗装ライン、金型、座金付けの機械化の例を挙げたうえで、電気溶接という新しい製造法が鋳物に取って代わり、部品づくりをどう変えていったかを具体的に語っています。
ヘンリー・フォードが1930年に出版した『Moving Forward』の全訳、第14回です。第14章「100万分の1インチ」では、大量生産を支える精密な測定の意味と、スウェーデンのヨハンソンが生み出したゲージブロックの歴史、恒温室や測定顕微鏡を使ったフォードの精度管理の実際を紹介しています。
ヘンリー・フォードが1930年に出版した『Moving Forward』の全訳、第15回です。第15章「190隻の船の話」では、使い道を縮める「破壊的な倹約」ではなく使い切る「建設的な倹約」を説き、政府から買い取った大量の戦時船をリバー・ルージュ工場で解体し、エンジンや鋼材、木材まで再利用した経緯を詳しく語っています。
ヘンリー・フォードが1930年に出版した『Moving Forward』の全訳、第16回です。第16章「方法を海外へ持ち出す」では、欧州各国の子会社の株を現地の人々に売る方針やソ連・ブラジルでの事業を紹介し、「アメリカの侵略」や「標準化」への恐れに答えながら、高賃金による繁栄の方法は世界のどこでも通用すると説いています。
ヘンリー・フォードが1930年に出版した『Moving Forward』の全訳、第17回です。海外の国々をいつまでも自国の市場とみなす考えを退け、搾取をしない海外事業、英国ダゲナム工場の建設、現地での株式公開、ブラジルのゴム栽培、国ごとの高賃金と「分単位コスト」の比較を語ります。