フォード『今日と明日』全訳(1)私たちは機会の中に生まれている
ヘンリー・フォードが1926年に出版した『Today and Tomorrow』の全訳、第1回です。第1章「私たちは機会の中に生まれている」を訳しています。ひとつのアイデアが何百万人の生活を支えるまでになった話から、機会の不足という思い込み、能率の本当の意味、高賃金・低価格による「賃金動機」、事業が大きくなる理由までを語ります。
著作権の保護期間が終わった、事業と仕事についての古典を連載形式で全訳しています。
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ヘンリー・フォードが1926年に出版した『Today and Tomorrow』の全訳、第1回です。第1章「私たちは機会の中に生まれている」を訳しています。ひとつのアイデアが何百万人の生活を支えるまでになった話から、機会の不足という思い込み、能率の本当の意味、高賃金・低価格による「賃金動機」、事業が大きくなる理由までを語ります。
ヘンリー・フォード『Today and Tomorrow』(1926年)の全訳、第10回です。余分な在庫と不必要な輸送を「時間のむだ」として退ける章です。倉庫を一つも持たない在庫管理、全米31か所の組立工場、輸送中の「フロート」、鉱石が港に着いてから完成車になるまで約81時間という生産サイクル、自社船団による水運までを訳しています。
ヘンリー・フォードが1926年に出版した『Today and Tomorrow』の全訳、第11章です。梱包材の再生、ミシガン北部の森林と製材所、丸太から直接部品を切り出す新しい製材法、発電所と木材乾留による副産物の回収まで、木を一本残らず使い切る仕組みを語ります。
ヘンリー・フォードが1926年に出版した『Today and Tomorrow』の全訳、第12章です。大企業は大都市に集中すべきだという思い込みを退け、ルージュ川沿いの水力を使った小さな村の工場で、農業と工業を両立させながらコストを下げていった分散化の実例を語ります。
ヘンリー・フォードが1926年に出版した『Today and Tomorrow』の全訳、第13章です。賃金は購買力の源であり、価格を下げて賃金を上げることが不況への答えだという「賃金の動機」の考え方と、1日6ドルの最低賃金、8時間労働、社内売店や投資証券などの具体策を語ります。
ヘンリー・フォードの『Today and Tomorrow』(1926年)の全訳、第14回です。トラクターが世界の農業を変える例から、文明の土台は安く便利な動力にあると説き、公益事業委員会への批判、マッスル・ショールズ問題、炭鉱経営、フォードソン発電所の仕組み、石炭を二度使う構想までを語る章を訳しています。
ヘンリー・フォードの『Today and Tomorrow』(1926年)の全訳、第15回です。言葉だけの教育への疑問と慈善への批判から、自分で生計を立てる力を育てる教育を説き、ヘンリー・フォード職業学校、工具工を育てる見習い学校、海外から学生を受け入れるサービス・スクールの仕組みと成果を紹介する章を訳しています。
ヘンリー・フォードの『Today and Tomorrow』(1926年)の全訳、第16回です。貧困は不自然な状態であり慈善は麻薬にすぎないという考えから、自尊心を保ちながら自立して運営する病院を目指したヘンリー・フォード病院の仕組みを紹介し、さらに病気を防ぐ「完全な食べ物」を事業として探すべきだと語る章を訳しています。
ヘンリー・フォードの『Today and Tomorrow』(1926年)の全訳、第17回です。破産と再建を繰り返していたデトロイト・トレド・アンド・アイアントン鉄道を買い取り、形式主義の廃止、高賃金、徹底した清潔、年功序列の撤廃、従業員の投資制度などフォード流の経営で黒字に変えた経緯を、具体的な数字とともに語る章を訳しています。
ヘンリー・フォードが1926年に出版した『Today and Tomorrow』の全訳、第18章「空へ」です。自動車と同じように誰でも扱えて安く安全な飛行機をつくるための実験、自社航空路での運航実績、商用機に求める6つの条件、そして航空の未来は「スリル」ではなく産業への奉仕にあるという考えを語ります。
ヘンリー・フォードが1926年に出版した『Today and Tomorrow』の全訳、第19章です。農業は1か月ほどの仕事で12か月を暮らそうとする「片手間の仕事」になっていると指摘し、融資や販売の工夫では解決しない、問題は生産にあると論じます。酪農の共同化や機械化、工業との兼業による解決策を語ります。
ヘンリー・フォードが1926年に出版した『Today and Tomorrow』の全訳、第2回です。第2章「大企業に限界はあるか」を訳しています。事業をつくるのは大衆であること、コスト削減の恩恵を消費者に還元する理由、原料まで自社で手がける意味、独占への懸念、そして若者にとって独立と大企業勤めのどちらに機会があるかを論じます。