サービタイゼーション(製品のサービス化)
サービタイゼーションとは、製造業などが製品を売り切るだけでなく、保守、運用支援、利用量に応じた課金など、製品を核にしたサービスを提供して収益を得る事業の形へ移行することです。
たとえば機械メーカーが、機械を販売するのではなく、稼働時間に応じて料金を受け取ったり、稼働データを使って故障を予測し保守サービスを提供したりする形がこれにあたります。IoTによって製品の利用状況をデータで把握できるようになったことが、こうした事業の形を後押ししています。
新規事業として取り組む利点は、製品販売の一回きりの取引から、継続的な収益と顧客との長い関係に移れることです。顧客の使い方を知ることで、次の製品開発に生かせるという面もあります。
一方で、売り切りと比べて収益が得られるまでに時間がかかり、立ち上げ期は資金負担が大きくなります。営業、契約、保守体制、会計処理なども、製品販売とは異なる仕組みが必要になるため、組織全体の変革を伴うことが少なくありません。
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