アセットライト
アセットライトとは、工場や店舗、設備などの固定資産をできるだけ自社で保有せず、外部の資産を活用しながら事業を展開する経営の考え方です。
たとえばホテル事業で、建物は所有せずに運営だけを受託する形や、製造を外部に委託して自社は企画と販売に集中する形がこれにあたります。資産を持たないことで、初期投資を抑え、資本を効率的に使いながら事業を拡大しやすくなります。ROICやROAといった資本効率の指標を高める手段としても注目されます。
新規事業では、立ち上げ期に大きな設備投資をすると、事業がうまくいかなかったときの損失が大きくなります。外部の設備やサービスを活用して小さく始め、需要が確かめられてから投資を判断するアセットライトの考え方は、不確実性の高い新規事業と相性がよいといえます。
一方で、外部に依存する部分が多いと、品質やコストの管理が難しくなり、利益の一部を外部に支払うことになります。事業が成長した段階で、どの資産を自社で持つべきかを改めて検討することが大切です。
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