ボック『エドワード・ボックのアメリカ化』全訳(20)いくつかの挫折
雑誌編集者エドワード・ボックの自伝『The Americanization of Edward Bok』の全訳、第20回です。ルイス・キャロルやナイチンゲールに断られる挫折を味わいながらも、ケイト・グリーナウェイやローザ・ボヌールの説得に成功し、記事を後ろのページへ続ける誌面構成や「知られざる歴史」の連載を生み出していく様子を描きます。
著作権の保護期間が終わった、事業と仕事についての古典を連載形式で全訳しています。
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雑誌編集者エドワード・ボックの自伝『The Americanization of Edward Bok』の全訳、第20回です。ルイス・キャロルやナイチンゲールに断られる挫折を味わいながらも、ケイト・グリーナウェイやローザ・ボヌールの説得に成功し、記事を後ろのページへ続ける誌面構成や「知られざる歴史」の連載を生み出していく様子を描きます。
編集者エドワード・ボックの自伝『The Americanization of Edward Bok』の全訳、第21回です。粗末な小住宅の建築を変えようと、一流建築家の設計図を安く読者に届けた試みから、庭づくり、家具、壁の絵、名画のカラー複製まで、アメリカの家庭を丸ごと良くしていった一連の仕事を描きます。
編集者エドワード・ボックの自伝『The Americanization of Edward Bok』の全訳、第22回です。プルマン客車の悪趣味な内装や景観を損なう屋外看板、「汚い都市」を写真で告発した取り組みと、カーティス社屋の壁画づくりが画家の相次ぐ死を越えてティファニーのガラスモザイク「夢の庭」に結実するまでを描きます。
編集者エドワード・ボックの自伝『The Americanization of Edward Bok』の全訳、第23回です。セオドア・ルーズベルトとの出会いに刺激を受け、40歳で「50歳で引退する」と決めたボックが、お金を蓄えることと、仕事以外の関心という心の蓄えを育てることに取り組みはじめる経緯と、貧困から抜け出した彼の働き方・倹約の考え方を描きます。
編集者エドワード・ボックの自伝『The Americanization of Edward Bok』の全訳、第24回です。大統領ルーズベルトの考えを女性読者に届ける「ひげそり中の取材」の連載、筆跡まで隠して1年続けた匿名コラム「男性」、原稿の査読、そして晩年のルーズベルトにボーイスカウトの指導者就任を持ちかけた幻の構想を描きます。
編集者エドワード・ボックの自伝『The Americanization of Edward Bok』の全訳、第25回です。重い病気から回復中のボックの長男が、クリスマスの贈り物に「ルーズベルト大統領と握手すること」を望み、大統領が手紙と本でそれに応え、ついにホワイトハウスで公務をそっちのけにして少年と語り合うまでの心温まる出来事を描きます。
編集者エドワード・ボックの自伝『The Americanization of Edward Bok』の全訳、第26回です。「有名作家のつてがなければ雑誌に載らない」という思い込みを退け、編集者は常に新しい書き手を探していること、良い文章は推敲の積み重ねから生まれること、飾った文体より明快さが大切なことを語ります。
編集者エドワード・ボックの自伝『The Americanization of Edward Bok』の全訳、第27回です。うわべの教養に流れる女性クラブを誌面で批判して激しい反発を招いた顛末、女性参政権に反対の立場をとって起きた論争、クリーヴランド元大統領の反論記事を思いとどまらせた編集判断、のちの和解までを語ります。
編集者エドワード・ボックの自伝『The Americanization of Edward Bok』の全訳、第28回です。キプリング一家と英国へ渡った船旅での船上新聞やポーカーの逸話、父ロックウッド・キプリングの人柄、講演旅行で気づいた「見物される」ことの空しさ、女性誌の男性編集長ならではの愉快な出来事を語ります。
編集者エドワード・ボックの自伝『The Americanization of Edward Bok』の全訳、第29回です。パリのファッション支配と偽ラベルの実態を暴き、アメリカ独自のデザインを広めようとして失敗した運動と、サギの羽飾り(エグレット)の残酷さを訴えて逆に需要を増やしてしまい、最後は法律によって禁止を実現した顛末を語ります。
雑誌編集者エドワード・ボックの自伝『The Americanization of Edward Bok』の全訳、第3回です。学校をやめた少年ボックが百科事典で偉人の生涯を学び、著名人への手紙で自筆書簡を集めて評判になり、グラント将軍夫妻との夕食を経て、たばこのおまけの肖像画に伝記を添える企画で初めての編集の仕事を得るまでを訳しています。
編集者エドワード・ボックの自伝『エドワード・ボックのアメリカ化』の全訳、第30回です。売薬広告の締め出しと訴訟、連邦食品医薬品法の成立、親が子に性の話をしない風潮への挑戦と大量の購読中止、そして公共の共用コップの追放まで、雑誌の力で社会の悪弊に切り込んだ一連のキャンペーンを描きます。