知的財産知的財産の基本

WIPO(世界知的所有権機関)

WIPOとは、知的財産に関する条約の管理や国際出願・登録制度の運営を担う、スイスのジュネーブに本部を置く国連の専門機関です。

外務省の資料によると、WIPOは1970年に「世界知的所有権機関を設立する条約」によって設立され、1974年に国連の専門機関となりました。日本は1975年に加盟しています。特許・商標・意匠・著作権などに関する約30の条約を管理しています。

新規事業で関係が深いのは、WIPOが運営する国際出願・登録の仕組みです。特許のPCT国際出願、商標のマドリッド制度(マドプロ)、意匠のハーグ協定に基づく国際登録は、いずれもWIPOの国際事務局が関わる仕組みです。

また、WIPOは各国の特許文献を検索できるデータベースや統計を公開しており、海外の競合技術の調査や、進出先での知財動向の把握にも使われます。海外展開を考える段階で、どの制度を使って権利を取るかを整理するための入口になる機関です。

参考資料

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