業界別の用語製造・物流

OEE(設備総合効率)

OEE(設備総合効率)とは、設備が本来の能力に対してどれだけ有効に使われているかを、時間稼働率・性能稼働率・良品率の掛け算で表す生産現場の指標のことです。英語のOverall Equipment Effectivenessの略です。

時間稼働率は、故障や段取り替えなどによる停止を除いて実際に設備が動いていた時間の割合、性能稼働率は、動いている間に本来の速度でどれだけ生産できたかの割合、良品率は、生産した数量のうち良品の割合を表します。3つに分けることで、停止、速度低下、不良のどこに損失があるのかを特定しやすくなります。

製造業向けのIoTやデータ分析のサービスでは、OEEの見える化が導入効果を示す代表的な指標として使われます。ただし、計画停止の扱いや理論上の生産速度の定義は工場によって異なるため、現場ごとに算出ルールをそろえてから比較することが大切です。自社で工場を立ち上げる場合も、量産開始時からOEEを継続的に測る仕組みを持つと、改善の優先順位を判断しやすくなります。

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