間接ネットワーク効果(クロスサイドネットワーク効果)
間接ネットワーク効果とは、プラットフォームの一方の利用者グループが増えることで、別の利用者グループにとっての価値が高まる効果のことです。
利用者が増えるほど同じグループの利用者どうしにとって価値が高まる効果を直接ネットワーク効果と呼ぶのに対し、間接ネットワーク効果は、買い手と売り手、利用者とアプリ開発者、求職者と求人企業のように、異なるグループの間で働きます。売り手が増えると買い手の選択肢が広がり、買い手が増えると売り手にとっての販売機会が広がる、という関係です。
新規事業でマーケットプレイスやプラットフォームを立ち上げるときは、この効果が働き始めるまでが最も難しい局面です。どちらのグループも相手が少ないうちは参加する理由が乏しいため、一方の側に先行して補助を出す、自社で供給を用意する、特定の地域やカテゴリに絞って密度を高めるといった工夫が求められます。
注意点として、間接ネットワーク効果は必ずしも双方向に同じ強さで働くわけではありません。また、同じ側の利用者が増えすぎると、売り手どうしの競争が激しくなるなど、かえって価値が下がる場合もあります。どちらの側がどちらの側の何に価値を感じているのかを具体的に把握し、指標として追うことが大切です。
「間接ネットワーク効果」が出てくる記事
この用語が出てくる記事はまだありません。
「プラットフォーム・エコシステム」の他の用語
- 1P・3P(自社販売とサードパーティ販売)
- B2Bマーケットプレイス
- C2C(個人間取引)
- GMV(流通取引総額)
- アトミックネットワーク
- アプリマーケットプレイス(連携アプリストア)
- インストールベース(既存導入基盤)
- エコシステムマップ
- オンデマンドサービス
- 協調領域・競争領域
- キーストーン戦略
- ギグエコノミー
- クリティカルマス
- サプライサイド・デマンドサイド
- データネットワーク効果
- ハイパーローカル(地域密着型プラットフォーム)
- バーティカルマーケットプレイス(垂直型マーケットプレイス)
- フライホイール
- プラットフォームガバナンス
- 補完財(補完プレイヤー)
- マネーサイド・サブシディサイド(内部相互補助)
- マネージドマーケットプレイス
- アグリゲーター
- インテグレーション(外部サービス連携)
