アトミックネットワーク
アトミックネットワークとは、ネットワーク効果を持つ製品が、それ単体で価値を生み、自立して成長できる最小の利用者のまとまりのことです。
例えば、チャットツールであれば一つのチーム、地域の取引サービスであれば一つの街、マーケットプレイスであれば特定の商品カテゴリの売り手と買い手の組み合わせなどが該当します。いきなり全国や全業界を対象にするのではなく、この最小単位で利用者が十分に集まり、使い続けられる状態をまず作ることが、ネットワーク型の事業の立ち上げで重要だという考え方です。
新規事業でプラットフォームやコミュニティを始める際、対象を狭く絞ることに抵抗を感じることがあります。しかし、利用者が薄く広く散らばっていると、どこでも取引や交流が成立せず、誰にとっても価値のない状態になります。まず一つの小さな単位で成功させ、その成功パターンを隣接する単位にくり返し広げていくことが、コールドスタート問題を乗り越える実践的な方法とされます。最小単位をどう定義するか(地域、職種、組織、テーマなど)を明確にすることが出発点です。
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