フライホイール
フライホイールとは、事業の複数の要素が互いに良い影響を与え合う循環構造を作り、一度回り始めると勢いが増して加速的に成長していく仕組みを、はずみ車にたとえた考え方のことです。
例えば「品ぞろえが増える→利用者が増える→売り手が集まる→さらに品ぞろえが増える」「規模が大きくなる→コストが下がる→価格を下げられる→利用者が増える」といった循環を図に描き、どこに力を入れれば全体が回るのかを考えます。単発の施策の積み重ねではなく、要素同士のつながりによって成長が自己強化される点に注目します。
新規事業の戦略立案では、自社の事業にどのような循環があり得るかを図にすると、施策の優先順位を決めやすくなります。ただし、描いた循環が本当に成り立つかは仮説にすぎません。各矢印について、例えば利用者が増えると本当に売り手が集まるのか、その関係を示すデータがあるかを検証する必要があります。立ち上げ初期は循環が回らないため、最初の一押しにどれだけの投資が必要かを見積もることも重要です。
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