普及率(市場浸透率)
普及率(市場浸透率)とは、対象となる世帯・個人・企業などのうち、ある製品やサービスをすでに保有・利用している割合のことです。例えば「ある業務ソフトを導入している中小企業は全体の何%か」という数字が普及率です。普及率が低ければ今後伸びる余地が大きい一方、そもそも必要とされていない可能性もあり、高ければ市場は成熟し、新規導入よりも買い替えや乗り換えが中心になっていると考えられます。
新規事業では、市場規模を「対象数×普及率×単価」の形で推計したり、将来の普及率の見通しから成長余地を説明したりする際に使います。類似製品が過去にどのような速さで普及したかを参考にすると、普及の見通しに根拠を持たせやすくなります。
注意点は、何を分母にするかで数字が大きく変わることです。全世帯なのか対象となる世帯なのか、利用中なのか一度でも利用したことがあるのかなど、定義を明示しておかないと、社内外で数字の解釈が食い違います。自社製品に限った普及率なのか、カテゴリ全体の普及率なのかも区別して扱います。
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