アクハイア(人材獲得目的の買収)
アクハイアとは、企業を買収する主な目的が、その企業の製品や事業ではなく、在籍する技術者や経営チームなどの人材の獲得にある買収のことです。
英語の買収(acquisition)と採用(hire)を組み合わせた言葉です。IT業界などで、優秀な技術者のチームをまとめて迎え入れる手段として使われてきました。買収後、元の製品やサービスは終了し、チームは買収した企業の別のプロジェクトに加わることも少なくありません。
新規事業の観点では、新しい領域に進出したいものの、社内に必要な技術や知見を持つ人材がいない場合に、立ち上げの時間を短縮する方法として検討されます。スタートアップ側にとっては、事業の継続が難しくなった場合に、チームの雇用を守りながら事業を終える選択肢になることもあります。
注意点は、人材が目的であるにもかかわらず、買収後に主要なメンバーが離れてしまうリスクがあることです。処遇や役割、働き方などについて事前に十分に話し合い、定着のための仕組みを設けることが重要になります。
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