18F手法カード翻訳:メンタルモデリング(Mental modeling)

この記事は、米国連邦政府の一般調達局(GSA)のデジタルサービスチーム「18F」が公開している手法カード集「18F Methods」のうち「Mental modeling」を、新規事業ポータルが独自に日本語へ訳したものです。18F Methodsは米国政府の著作物で、CC0 1.0(パブリックドメイン)として公開されています(ライセンス)。原文はこちら。米国連邦政府の業務を前提にした記述も含まれています。訳文では、原文の趣旨を変えないことを優先しました。


概要:既存のインターフェースやこれからありうるインターフェースを、ユーザーの行動と対応づける、シンプルな参照モデルです。

目的:デザイン上の判断が、将来の行動をどう後押ししうるかを、デザイナーが先読みしやすくするためです。

所要時間:1〜2時間

進め方

  1. ペルソナごとに、3列の表を1つずつつくります。列の見出しは「過去」「現在の行動」「未来」とします。
  2. 真ん中の列(現在の行動)に、プロジェクトに広く関わる、ユーザーの今の行動やつまずき(ペインポイント)を1行に1つずつ書き出します。
  3. 左の列(過去)に、「現在の行動」の列に書いたことをユーザーが行うなかで接するプロダクト、サービス、機能、インターフェースを書き出します。
  4. 右の列(未来)に、「現在の行動」の列にある行動やつまずきを、将来変えるかもしれないプロダクト、サービス、機能、インターフェース要素の案を書き出します。

参考資料

  • 書籍:『Mental Models: Aligning Design Strategy with Human Behavior』(メンタルモデル:デザイン戦略を人の行動に合わせる)インディ・ヤング(Indi Young)
  • "The Secret to Designing an Intuitive UX: Match the Mental Model to the Conceptual Model."(直感的なUXを設計する秘訣:メンタルモデルを概念モデルに合わせる)スーザン・ワインチェンク(Susan Weinschenk)、UX Magazine

政府で使うときの注意

書類削減法(PRA:Paperwork Reduction Act)上の問題はありません。一般の人から情報を集めることはないためです。

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