購入型クラウドファンディング
購入型クラウドファンディングは、インターネット上でプロジェクトを公開して不特定多数の支援者から資金を集め、その見返りに商品やサービスなど金銭以外のリターンを提供する資金調達の方法です。
消費者庁が公表した「クラウドファンディング(購入型)の動向整理」(2020年9月)では、クラウドファンディングをリターンの形態で「寄付型」「購入型」「金融型(融資型・株式型・投資型)」に分け、購入型を、購入者から前払いで集めた代金を元手に製品を開発し、完成した製品等を提供する形と整理しています。実施方法には、期間内に目標金額を達成した場合だけ支援金を受け取れる「All or Nothing方式」と、未達成でも受け取れる「All in方式」があります。
同資料は、実行者にとってのメリットとして、アイデアをもとに資金調達ができること、商品・サービスの社会性や事業性を確かめられること、支援者の反応を開発に生かせることなどを挙げています。新規事業では、量産前の需要検証やテストマーケティングを兼ねて使われることがあります。
注意点として、購入型に特化した法令はないものの、実行者は一般に景品表示法上の事業者や特定商取引法上の販売業者等に当たると考えられるとされています。リターンの内容や届ける時期を誇大に表示しないこと、遅延時に支援者へ経過を報告することが求められます。
参考資料
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