ABL(動産・売掛金担保融資)
ABL(Asset Based Lending)は、企業が持つ在庫や売掛金などを担保として金融機関から融資を受ける資金調達の方法で、動産・売掛金担保融資とも呼ばれます。
金融庁は2013年2月、ABLの積極的な活用を推進するため金融検査マニュアルの運用を明確化すると公表しました。その概要資料によると、金融機関の融資の担保は不動産担保が中心で、動産・売掛金担保はあまり活用されていませんでした。ABLを使うことで、借手企業は資金調達枠が広がり、金融機関は企業の経営実態をより深く把握できるとされています。
金融庁の中小企業向け案内では、ABLは担保にできる不動産がない企業に新たな資金調達の道を開くものとされる一方、借手企業は在庫や売掛金の状況を金融機関に定期的に報告する必要があると説明されています。経済産業省も、動産や売掛債権を担保として活用し機動的に資金を調達できる仕組みとして普及に取り組んでいます。
新規事業では、不動産を持たないものの在庫や取引先への売掛金が積み上がってきた段階で、取引先の金融機関に相談する選択肢になります。在庫や売掛金を継続的に管理・報告する体制づくりが前提になります。
参考資料
「ABL」が出てくる記事
この用語が出てくる記事はまだありません。
「融資・公的支援」の他の用語
- DIPファイナンス(アーリーDIP・レイターDIP)
- J-Startup
- JST(科学技術振興機構)
- NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)
- REVIC(地域経済活性化支援機構)
- SBIR制度(日本版SBIR)
- 海外展開・事業再編資金(日本公庫)
- 企業価値担保権(事業性融資推進法)
- 協調融資
- 経営改善計画策定支援(405事業)
- 経営革新計画
- 経営環境変化対応資金(セーフティネット貸付)
- 経営者保証
- 経営者保証改革プログラム
- 経営者保証に関するガイドライン
- 経営セーフティ共済(中小企業倒産防止共済)
- 経営力向上計画
- 口頭審査(補助金)
- 購入型クラウドファンディング
- 国民生活事業・中小企業事業(日本公庫)
- コベナンツ(財務制限条項)
- 資本性劣後ローン(資本性ローン)
- 小規模企業共済
- 商工会・商工会議所
