18F手法カード翻訳:ドット投票(Dot voting)
この記事は、米国連邦政府の一般調達局(GSA)のデジタルサービスチーム「18F」が公開している手法カード集「18F Methods」のうち「Dot voting」を、新規事業ポータルが独自に日本語へ訳したものです。18F Methodsは米国政府の著作物で、CC0 1.0(パブリックドメイン)として公開されています(ライセンス)。原文はこちら。米国連邦政府の業務を前提にした記述も含まれています。訳文では、原文の趣旨を変えないことを優先しました。
概要:グループ全体としての優先順位を見きわめるための、シンプルな投票のワークです。
目的:主観的で定性的なデータについて、グループで優先順位の合意をつくるためです。関係者(ステークホルダー)の人数が多い場合や、意見が割れるおそれが高いグループで特に役立ちます。
所要時間:15分
進め方
- 付箋とカラーシールをたっぷりミーティングに持っていきます。
- プロダクトチームの全員と、プロダクトに利害関係のある人を集めます。
- プロジェクトの目標と、これまでのユーザー調査で得た結論を手短におさらいします。
- チームメンバーに5分間で、重要な機能やユーザーニーズを付箋に書いてもらいます(付箋1枚につき機能1つ)。
- 5分たったら、参加者に付箋をボードに貼ってもらいます。付箋が多い場合は、似たものの隣に貼ってもらいます。まったく同じものは取り除きます。
- 参加者にカラーシールを3〜5枚ずつ配り、プロジェクトの目標とユーザーニーズを満たすうえで最も重要だと思う機能にシールを貼ってもらいます。
- シール(票)が最も多く集まった機能を確認します。
政府で使うときの注意
書類削減法(PRA:Paperwork Reduction Act)上の問題はありません。ドット投票は「直接の観察」にあたり、PRAで明確に適用除外とされています(5 CFR 1320(h)3)。一般の人から意見を集めるときのヒントは、「リクルーティング(Recruiting)」と「プライバシー(Privacy)」の手法カードも参照してください。
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