資金調達投資契約・株式

SAFE(Simple Agreement for Future Equity)

SAFE(Simple Agreement for Future Equity)は、投資家がスタートアップに今資金を提供し、その対価として将来株式を受け取る権利を得る短い契約で、米国のY Combinatorが考案しました。

Y Combinatorの公式ページによると、SAFEは会社が株価を決める資金調達(プライスドラウンド)を行った時点で自動的に株式に転換します。転換前の段階ではSAFEは株式ではなく、転換によって優先株式になるとされています。主な条件には、転換時の評価額の上限である「バリュエーションキャップ」と、次のラウンドの価格から割り引く「ディスカウント」があり、キャップやディスカウントを定めず、後に発行するSAFEの有利な条件を自動的に受ける「MFN」型もあります。

Y Combinatorは2018年から、投資額を含んだ評価額でキャップを定める「ポストマネーSAFE」を標準としており、売却する持分を投資額÷キャップで計算できる点を利点に挙げています。追加出資の権利(プロラタ権)はSAFE本体ではなく任意のサイドレターで定めます。

公開されている書式は米国企業向けのほか、カナダ、ケイマン諸島、シンガポールの会社向けで、利用前に各国の弁護士に相談するよう注意書きがあります。日本の会社で使う場合は、国内法に合わせた契約形態を検討する必要があります。

参考資料

「SAFE」が出てくる記事

この用語が出てくる記事はまだありません。

「投資契約・株式」の他の用語

用語の先にある、自社の新規事業の進め方を相談する

「SAFE」をはじめ、進めるうえでの論点を、オンラインでご相談いただけます。

費用0円・オンライン・契約不要。2営業日以内にメールでご連絡します。

お問い合わせ