テクノロジークラウド・インフラ

エッジコンピューティング

エッジコンピューティングとは、データを遠くのクラウドにすべて送るのではなく、データが発生する現場や利用者の近くにある機器でデータ処理を行う考え方のことです。工場内のサーバー、店舗に置いた小型コンピュータ、通信事業者の基地局近くの設備などが処理の場所になります。

通信の遅延を小さくできるため、機械の制御や自動運転のように即時の反応が求められる用途に向いています。また、カメラ映像などの大容量データを現場で処理し、結果だけをクラウドに送れば、通信量と費用を抑えられます。通信が途切れても処理を続けられる点も利点です。

一方で、現場ごとに機器を設置・保守する必要があるため、拠点が増えるほど管理の手間とハードウェアの費用が増えます。新規事業では、エッジで処理する範囲とクラウドで集約する範囲を切り分け、遠隔でソフトウェアを更新できる仕組みを最初から設計しておくことが重要です。

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