セーラー万年筆株式会社
The Sailor Pen Co.,Ltd.
2025年12月期
- 売上高
- 43.0億円 前期比 -8.1%
- 営業利益
- −1.9億円 利益率 -4.6%
- 純利益
- −2.2億円
- ROE
- -19.3%
- 自己資本比率
- 24.0%
業績の推移
数字から読み取れること
- 売上高は2021年12月期の53.8億円から2025年12月期の43.0億円へ減少(4期間の年平均成長率 -5.5%)。
- 直近期(2025年12月期)の売上高は前期比 -8.1%。
- 直近期の営業利益率は -4.6%。
- 直近期は最終損益が −2.2億円 の赤字。
- 直近期のROEは -19.3%(有価証券報告書の記載値)。
- 直近期末の自己資本比率は 24.0%。
下の表の数値から自動で計算しています。
| 決算期 | 2021年12月期 | 2022年12月期 | 2023年12月期 | 2024年12月期 | 2025年12月期 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 53.8億円 | 50.2億円 | 45.5億円 | 46.7億円 | 43.0億円 |
| 前期比 | — | -6.7% | -9.4% | +2.6% | -8.1% |
| 営業利益 | — | — | — | −2.7億円 | −1.9億円 |
| 営業利益率 | — | — | — | -5.8% | -4.6% |
| 経常利益 | 1.0億円 | −1.4億円 | −3.2億円 | −2.1億円 | −1.8億円 |
| 純利益(親会社株主に帰属) | 53百万円 | −1.9億円 | −15.0億円 | −11.4億円 | −2.2億円 |
| 総資産 | 71.7億円 | 72.2億円 | 55.5億円 | 47.6億円 | 43.2億円 |
| 純資産 | 21.1億円 | 39.2億円 | 23.9億円 | 12.6億円 | 10.5億円 |
| 自己資本比率 | 29.4% | 54.3% | 43.0% | 26.4% | 24.0% |
| ROE | 2.6% | -6.4% | -47.8% | -62.8% | -19.3% |
| 現金及び現金同等物 | 24.6億円 | 11.7億円 | 6.5億円 | 5.7億円 | 5.3億円 |
| 営業キャッシュフロー | 1.6億円 | −2.7億円 | −4.3億円 | −4.0億円 | 34百万円 |
| 従業員数 | 188人 | 199人 | 212人 | 212人 | 197人 |
| 書類の提出日 | — | — | — | — | 2026/03/26 |
| 出典 | 開示資料 | 開示資料 | 開示資料 | 開示資料 | 開示資料 |
新しい決算の書類が提出されるたびに期を追加し、過去の期も残しています。 有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」から集計しています(営業利益は損益計算書の当期・前期のみ)。自己資本比率とROEは報告書の記載値です。
その他製品の会社
日本のその他製品は106社。 セーラー万年筆株式会社の直近の売上高は97位。 業種の会社をすべて見る
| 順位 | 会社名 | 売上高 | 営業利益率 | 純利益 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 任天堂株式会社分析あり | 2兆3,130億円 | 15.6% | 4,240億円 |
| 2 | TOPPANホールディングス株式会社分析あり | 1兆8,050億円 | 3.7% | 648億円 |
| 3 | 大日本印刷株式会社 | 1兆5,125億円 | 6.7% | 1,039億円 |
| 4 | 株式会社バンダイナムコホールディングス分析あり | 1兆3,482億円 | 14.1% | 1,406億円 |
| 5 | 株式会社アシックス | 8,109億円 | 17.6% | 987億円 |
| 6 | ヤマハ株式会社 | 4,653億円 | 6.3% | 237億円 |
| 7 | コクヨ株式会社 | 3,598億円 | 7.3% | 214億円 |
| 8 | 株式会社オカムラ | 3,290億円 | 7.3% | 224億円 |
| 9 | リンテック株式会社 | 3,193億円 | 7.9% | 173億円 |
| 10 | 株式会社タカラトミー | 2,704億円 | 9.0% | 116億円 |
売上規模の近いその他製品の会社
- 株式会社光・彩42.4億円
- 株式会社ビーアンドピー44.9億円
- 株式会社イタミアート47.6億円
- 株式会社光陽社48.3億円
- 株式会社クロスフォー37.5億円
- アビックス株式会社54.0億円
- 株式会社バルコス55.0億円
- 日本アイ・エス・ケイ株式会社60.6億円
直近期の売上高で並べています。決算期が会社ごとに異なるため、同じ時期の比較ではありません。
事業の内容
有価証券報告書「事業の内容」より抜粋(有価証券報告書-第113期(2025/01/01-2025/12/31))
3【事業の内容】当社は、2022年5月23日の親会社の異動により、プラス株式会社の子会社となり、同社を中心とするプラスグループの一員となっております。当社グループは、当社と子会社2社で構成され、文具及びロボットの製造販売を主たる事業内容としております。文具のうち、主に筆記具関連は当社で製造販売をしており、プラス株式会社に国内文具営業の業務を委託しております。また海外における販売会社として、連結子会社のSailor Pen Europe SASがあります。ロボットのうち取出機(プラスチック射出成形品用自動取出ロボット)及び、特注自動化装置(プラスチック射出成形品の二次、三次工程の自動化、ストック装置、プラスチック射出成形工場のFA化システム等のオーダーメード装置)につきましては、当社で設計、製造及び販売を行っております。海外における販売会社として連結子会社のTHE SAILOR(THAILAND)CO.,LTD.があります。上記の企業集団の状況について、事業系統図を示すと次のとおりであります。
経営方針・経営計画
有価証券報告書「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」より抜粋
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は以下のとおりです。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 『文化の発展に貢献する万年筆をつくる』 創業者・阪田久五郎…全文の抜粋を表示
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は以下のとおりです。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 『文化の発展に貢献する万年筆をつくる』 創業者・阪田久五郎の経営理念 ものづくり思想(コーポレート・アイデンティティ)あまたある筆記具の中から、セーラー万年筆を選んでくださるお客さまがいます。“お客さまに喜んでいただきたい”という私たちの思いは、ときに型破りな発想や、遊び心を引き出し、さらなる機能の追求へと駆り立ててきました。“手書き文化を支える先駆者であり続けながら、自らも厳しい目を持つ書き手であれ”創業以来、私たちの中に息づくこだわりは、精緻をきわめた細部の技術にまで至り、本物の美しさを浮かび上がらせます。セーラーの製品を手にしたお客さまは、機能に裏打ちされた美しさを感じ、表現する喜びにあふれることでしょう。人びとの感性をゆさぶるブランドになること。私たちのものづくりへの思いと挑戦する魂は続きます。果敢に進む力こそ、未来を切りひらくと信じて。 ブランドロゴ(ビジュアル・アイデンティティ) 信頼と希望の象徴である「錨」は「Anchor」の語源となる古代ギリシャ語で「曲がった腕」を意味し、船を力強く繋ぎ止める錨に、古代の人々は目に見えない神秘的なエネルギーや神の加護を感じてきました。これまでも、これからも、セーラー万年筆の象徴として。希望・信頼の象徴である「錨」のモチーフはそのままに、技術力の高さと繊細で日本的な美意識をロゴマークに込めることで創業初期の精神を伴ったまま現代に昇華させ、そして未来へつなげていきます。ロゴタイプはセーラー万年筆の創業当時の魂が宿る初期の美しいグラフィックを元に、簡素化することで本物を見出す日本の美意識を込めました。 また、コーポレートカラーとして、「SAILOR BLUE - 黎明」を設定しました。長く大陸文化を受け入れてきた港町・呉において、創業者・阪田久五郎の見たであろう原風景をイメージしています。「黎明」は夜明けの意味と共に、新しいことが始まる時を指します。夜明け前の瀬戸内の海に見た、創業者の希望を我々も見続けることが大切であると、思いを色に表現しました。原点に思いを馳せながら日本の手仕事による確かな技術と美意識を以ってその海の先に広がる世界へ向けて出航します。 (2) 経営戦略当社は2018年にプラス株式会社グループに加わって以降、同社をはじめとして、グループ内のぺんてる株式会社、日本ノート株式会社などの文具メーカー各社、並びに同グループの文具販売会社であるコーラス株式会社との、開発・製造・販売の各分野における協業を加速させ、相乗効果や新たな付加価値の創造を追求してまいりました。2022年には、プラス株式会社を引受先として発行済みの転換社債型新株予約権付社債の株式への転換を実行し、プラス株式会社が当社発行株式の58%を保有する支配株主となり、同時に当社は同社の連結子会社となりました。また、一連の財務政策による追加調達資金をもとに、当社文具事業の中核工場である広島工場に新棟を竣工し、従来の課題であった万年筆の供給面で生産能力増強を実現しております。2025年には、国内営業業務を委託していたコーラス株式会社がプラス株式会社に吸収合併され、同社ステーショナリーカンパニーのコーラス営業本部に国内営業業務が承継されたことにより、これまで以上にプラスグループとの連携が強化され、効率的な営業活動を推進できる体制が構築されました。しかしながら、国内文具事業では、全体的な物価高の広がりを背景とした個人消費の鈍化が長期化したことにより、主力の定番金ペン万年筆の売上が低迷しました。海外文具事業では、欧州の高価格帯製品が好調に推移したものの、中国では景気停滞、北米では関税の影響による中価格帯万年筆の売上低迷が続きました。更には国内外とも金地金を中心とした原材料価格の高騰などが継続しております。またロボット機器事業においても、国内は、中国の景気停滞や米国の関税政策などの影響により企業の設備計画に中止や先送りが多く発生し、非常に厳しい状況で推移しました。海外は、東南アジアが大きく伸長したものの、米国市場については準備手続で予想外に時間を要したことに伴い、現地営業担当者の活動時間が十分に確保できなかったことから、計画に大幅な遅れが生じました。これら様々な要因により、当社グループは、連続して営業損失及び親会社株主に帰属する当期純損失を計上しております。こうした経営環境下で業績回復を図るべく、以下の施策を推し進めていくことで、文具・ロボット機器両事業の独自競争力に磨きをかけると同時に、プラスグループ各社との連携を強化してまいります。 ① 収益に関する方針(文具事業)・独自技術と高付加価値製品によるブランド力強化世界で唯一の「21金ペン先」という当社の技術的優位性を訴求し、ブランド価値の向上に努めます。21金ペン先万年筆を「書き手と一体になり、しなやかな思考を支えるもの」として再定義し、2025年12月にはフラッグシップモデルとして『プロフェッショナルギア アンカー万年筆』を上市いたしました。次期においても引き続き、国内外で好調なコレクター層をターゲットとした伝統工芸品仕様のハイエンド万年筆の投入を継続し、高単価・高付加価値製品による収益の確保を目指します。・金価格高騰に対応した製品ミックスの最適化原材料価格の影響を受けにくい非金素材(スチール等)ペン先製品の販売を拡大し、利益率の改善を図ります。その施策として「TUZU」シリーズのラインアップ拡充(ラインエクステンション)を行うほか、「プロフィットカジュアルL」などの定番品拡販、限定企画品の投入、およびPB(プライベートブランド)提案を積極的に推進いたします。・新開発インクプラスグループ文具メーカー3社(プラス株式会社、ぺんてる株式会社、セーラー万年筆株式会社)共同開発のインクを搭載した「Que Será(ケセラ)ボールペン」を2026年2月に上市いたしました。“消せる”の常識を変える新技術であり、書くことがもっと自由に楽しくなる、インクを“はがして消す”新発想が生んだ新しいスタイルのボールペンです。今後も様々な筆記具にQue Seráインクを搭載できるよう、製品開発を進めてまいります。・グローバルな顧客接点の拡大と販売促進顧客とのタッチポイントを創出し、購買につなげる活動を強化します。国内においては、主要専門店と連携して万年筆ユーザーの拡大に繋がる施策を実施します。具体策として、気軽に万年筆を手に取っていただける試筆イベントのほか、万年筆の各パーツをビュッフェのように自分好みで選んで自分だけのオンリーワン万年筆をつくることができる「万年筆Buffet」などの体験型イベントを積極的に実施してまいります。海外においては、国内同様に「万年筆Buffet」をイベントとしての実施に加え、Shop in Shop形式での常設展開店舗を4店舗から9店舗へ倍増させる計画です。また、海外代理店と連携し各国のペンショーへ出展するとともに、インクイベントやペンメンテナンスの実施支援を通じて、ブランド体験の機会を提供します。・システム…
掲載内容は開示資料をもとにした情報提供であり、特定の有価証券の売買を勧めるものではありません。数値の正確性には注意していますが、投資などの判断は必ず各社の開示資料をご確認のうえ、ご自身で行ってください。
