Zen Habits翻訳:自分の作品を世に出すことへの恐れ

この記事は、ブログ「Zen Habits」の創設者レオ・バボータ(Leo Babauta)による記事「The Fear of Putting Our Work Out There」を、新規事業ポータルが独自に日本語へ訳したものです。Zen Habitsは著者によってパブリックドメインとして公開されています(著者による宣言)。原文はこちら。訳文では、原文の趣旨を変えないことを優先しました。記事末尾の告知部分は省略しました。


オンラインのコンテンツであれ、アートであれ、新しいビジネスやスタートアップであれ、何かを創っている人にとって最もよくある恐れのひとつは……自分の作品を世の中に出すことへの恐れです。

この恐れのせいで、私たちは先延ばしをし、いつまでも調べものを続け、SNSをチェックし、メールに返信し、そのテーマの本を買い、ポッドキャストを聴き、YouTubeの動画を見て、キッチンを掃除し、ノートパソコンをしっかり掃除しなければと思い立ったりします……延々と!

どれも間違っているわけでも悪いわけでもありません。まさに人間らしいことです。けれども、世の中に影響を与えたいのであれば、いずれは向き合わなければならない恐れなのです。

私がこの恐れとどう付き合っているかをお伝えしたいと思います。もう何十年もやってきたことです。

手短にまとめると、こうなります。

  • 私にはひとつの判定基準があります。創っていない、あるいは創ったものを世に出していないなら、先延ばしをしている可能性が高い、というものです(もちろん例外はあります)。

  • 回避しているなら、恐れと向き合い、創り、世に出すための余白をつくります。

  • そして向き合います。それと戯れます。そしてそれを楽しめるようになるのです!

以下で、もっと詳しく見ていきましょう。

恐れの核心

自分の作品を世に出すことの何がそんなに怖いのでしょうか。それは、他の人にどう受け止められるかわからないことです。不確実さに満ちていて、私たちはその不確実さが好きではありません。

批判されるかもしれないし、価値がないと切り捨てられるかもしれないし、ばかだと思われるかもしれない。恥ずかしい思いをしたり、拒絶されたと感じたりするでしょう。多くの人にとって、この不確実さは耐えがたいものです。

それでも、無理もないことではありますが、この恐れは世の中に影響を与える可能性を閉ざしてしまいます。その閉ざされた可能性に、心を痛めてみましょう。

そして、自分が与えたい影響とつながってみましょう。人の心を動かしたいのか、人の人生を変えたいのか、何か新しいものに目を開かせたいのか。なんとすてきなことでしょう!

回避と向き合う

恐れや自分が避けているものと向き合うには……自分が避けていることを知らなければなりません。そこで私がまずするのは、「自分はいま創っているか、あるいは作品を世に出しているか」と自問することです。そうでなければ、恐れから回避している可能性がそれなりにあります。

もちろん、一見例外に思えるものもあります。チームのミーティングで他の人と協働すること(それは創ることだと私は考えます)、コーチング(それは創ることでもあり、自分の仕事を世に出すことでもあります)、調べもの(ただし最小限にとどめましょう。ほとんどの人は、必要以上に調べることで先延ばしをしています)。事務作業やメールもやらなければなりません。けれども、その日に何も創っていなければ、大切なことに集中する代わりに、1日を事務的な雑務で埋めてしまったのだとわかります。

そこで、創ることや世に出すことを避けているとわかったら……恐れと向き合うための仕組みをつくると役に立ちます。

創ることを避けているなら:毎日、恐れを感じてから創るための時間を設けましょう。調べものではなく、実際に創るのです。役に立つなら、他の人とビデオ通話をつなぎながらやってもいいですし、互いに進捗を報告し合うグループをつくってもいいでしょう。

創ってはいるけれど世に出すことを避けているなら:小さなステップで出していくと決めましょう。たとえば、信頼できる人たちのグループに送ってみる。それが簡単になったら、もっと大きなグループに送る。それから他のコミュニティにも出していくのです。

創ること、そしてそれを定期的に世に出すことの筋力を鍛えましょう。毎日です。

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