Zen Habits翻訳:やる気の恐ろしい落ち込みを押し切って進む
この記事は、ブログ「Zen Habits」の創設者レオ・バボータ(Leo Babauta)による記事「Pushing Past the Terrifying Dip in Motivation」を、新規事業ポータルが独自に日本語へ訳したものです。Zen Habitsは著者によってパブリックドメインとして公開されています(著者による宣言)。原文はこちら。訳文では、原文の趣旨を変えないことを優先しました。
あと数日で正式に大人になる私の息子が、ちょっとした危機に直面しています。取り組んでいるプロジェクトがうまくいっておらず、そのプロジェクトだけでなく、少し前まではわくわくしていたキャリアまであきらめようとしているのです。
息子が感じているに違いない、落胆、失望、困難、絶望が入り混じったひどい気持ちが、私にもわかります。私も同じように感じたことがあるからです。
プロジェクトや新しい事業がうまくいかなかったとき、私はいつも、この腹にパンチを食らったような感覚を味わってきました。
あきらめて、自分に失望したこともあります。
そして、この落胆を押し切って進み、ずっと気分が良くなったこともあります。押し切って進むほうが、いつだって良かったのです。
そこで、セス・ゴーディン(Seth Godin)が「ザ・ディップ(The Dip)」と呼ぶものを、私がどうやって押し切って進んでいるかについて話したいと思います。物事が大変になったときに誰もがぶつかる落ち込みのことで、それは(ときには)物事がすばらしくなる場所の手前にあるのです。
落ち込みの中にいるのか、それともやめるべきなのか、どうすればわかるのでしょうか? わかりません。未来を知る方法はありません。やめるべきだという良い兆候がたくさんあるときもあります。顧客の反応がない、市場があなたの仕事を支えてくれない、もっと良い機会がある、といったことです。でも、落ち込みの中にいるときに感じる気持ちは、やめる時だという良い兆候ではありません。
その気持ちはあなたにやめさせたがりますが、多くの場合、やめるべきではありません。やめてしまったら、何ひとつすばらしく上達することはないからです。
押し切って進む方法
やる気を失い、失望しているとき、どうすればいいでしょうか? 物事がうまくいかず、あまりにも大変だからあきらめたいと思っているときは? 混乱して圧倒されているときは?
押し切って進むのです。
今こそ、自分がどんな人間なのかを自分に示せる時です。重い荷物に向けて身構え、頭を下げて押すのです。重いスクワットの一番下からバーベルを持ち上げようとしているときのように。
やる気が湧かないときに、どうやって押し切って進むのでしょうか?
動き始めるのです。たった一歩、どんな一歩でも、ほんの小さな一歩でいいから踏み出しましょう。動きは動きを生みます。いったん動き始めれば、たとえ少しでも、気分が良くなり、自分にはできるとわかり、もっと動きたくなります。
不確かさと居心地の悪さを受け入れるのです。多くの人はこの2つを避けますが、それなしでは何ひとつ上達しません。価値のあることを何ひとつ学べません。これらを受け入れて、成長しましょう。
成功や何かの最終目標のためではなく、学ぶためにやるのです。
失望と後悔の痛みの中にいることにうんざりしているから、やるのです。この暗い穴から抜け出したいのです。その中にとどまっているのは最悪だからです。
自分の人生を恐れに支配させたくないから、動き始めるのです。抵抗にぶつかるたびにあきらめたくはないのです。
好奇心に動かされるのです。これを乗り越え、居心地の悪さを押し切ったらどんな感じなのかを知りたいのです。この章がどう終わるのかを知りたいのです。自分自身についてもっと知りたいのです。
自分への信頼を築きたいから、やるのです。そして、今それ以上に大切なことは何もないと気づくのです。
立ち止まって、そもそもなぜ始めたのかを思い出しましょう。それは個人的な成功のためではなく、人を助けるため、自分を強くするため、人を励ますため、誰かの人生を少し良くするため、自分の顔に笑顔を浮かべるためです。そして自分に問いかけるのです。このプロジェクトをやる理由と、自分の個人的な快適さと、どちらがより大切だろうか? そして、この場合、自分の個人的な快適さはほとんど重要ではないと気づくのです。
これから先、不確かさと居心地の悪さに直面するたびに、自分は押し切って進めるだけの力があるとわかっていたいから、押し切って進むのです。
今すぐ、考えずに、ためらわずに、最初の一歩を踏み出しましょう。あなたにはその力があります。
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