PI(収益性指数)
PI(収益性指数)とは、投資によって将来得られるキャッシュフローの現在価値の合計を初期投資額で割った値で、投資1円あたりに生まれる価値を示す指標です。
計算式は「将来キャッシュフローの現在価値の合計 ÷ 初期投資額」です。PIが1を上回れば、投資額以上の価値が生まれることを意味し、NPVがプラスであることと同じ判断になります。
NPVが投資によって生まれる価値の金額を示すのに対し、PIは投資の効率を示す点が異なります。予算に限りがあり、複数の投資案の中から選ばなければならない場合、NPVの大きさだけで選ぶと、大きな投資案ばかりが選ばれることがあります。PIを使えば、限られた予算でより効率よく価値を生む案を優先できます。
新規事業では、複数のテーマに限られた予算を配分する場面で参考になります。ただし、PIは比率であるため、事業の規模の違いは反映されません。規模が小さく効率のよい案と、規模が大きく価値の総額が大きい案をどう比べるかは、NPVとあわせて判断する必要があります。
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