EMC試験(電磁両立性試験)
EMC試験(電磁両立性試験)とは、電子機器が周囲に有害な電磁波のノイズを出さないか(エミッション)、また周囲からの電磁波や静電気などの影響を受けても正常に動作するか(イミュニティ)を確認する試験のことです。
電子機器は動作中に意図しない電磁波を発生させることがあり、それが他の機器やテレビ・ラジオの受信を妨害するおそれがあります。多くの国や地域で、機器の種類に応じて電磁波ノイズに関する基準への適合が求められています。日本では、情報技術装置から発生する妨害波によるテレビやラジオの電波障害を防ぐため、VCCI協会が会員企業による自主規制の仕組みを運営しています。
ハードウェアの新規事業では、試験に不合格となると基板や筐体の設計変更が必要になり、発売時期の遅れにつながることがあります。販売予定の国や地域で求められる規制や基準を早い段階で確認し、設計の途中で予備的な測定を行っておくと手戻りを減らせます。試験は専用の設備を持つ試験機関で行うのが一般的で、費用と予約の期間も計画に含めておきます。
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