株式会社ジャパン・ティッシュエンジニアリング
Japan Tissue Engineering Co., Ltd.
2026年3月期(単体)
- 売上高
- 21.8億円 前期比 -11.1%
- 営業利益
- −5.4億円 利益率 -25.2%
- 純利益
- −7.3億円
- ROE
- —
- 自己資本比率
- 89.6%
業績の推移
数字から読み取れること
- 売上高は2022年3月期の21.0億円から2026年3月期の21.8億円へ増加(4期間の年平均成長率 0.9%)。
- 直近期(2026年3月期)の売上高は前期比 -11.1%。
- 直近期の営業利益率は -25.2%。
- 直近期は最終損益が −7.3億円 の赤字。
- 直近期末の自己資本比率は 89.6%。
下の表の数値から自動で計算しています。
| 決算期 | 2022年3月期 | 2023年3月期 | 2024年3月期 | 2025年3月期 | 2026年3月期 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 21.0億円 | 20.3億円 | 25.1億円 | 24.5億円 | 21.8億円 |
| 前期比 | — | -3.4% | +23.7% | -2.3% | -11.1% |
| 営業利益 | — | — | — | −2.3億円 | −5.4億円 |
| 営業利益率 | — | — | — | -9.7% | -25.2% |
| 経常利益 | −4.9億円 | −7.2億円 | 1.4億円 | −2.3億円 | −5.3億円 |
| 純利益(親会社株主に帰属) | −4.9億円 | −7.2億円 | 1.4億円 | −2.5億円 | −7.3億円 |
| 総資産 | 75.9億円 | 68.8億円 | 69.8億円 | 65.1億円 | 56.8億円 |
| 純資産 | 66.6億円 | 59.3億円 | 60.8億円 | 58.2億円 | 50.9億円 |
| 自己資本比率 | 87.7% | 86.3% | 87.0% | 89.4% | 89.6% |
| ROE | — | — | 2.4% | — | — |
| 現金及び現金同等物 | 15.3億円 | 20.3億円 | 20.6億円 | 16.8億円 | 14.5億円 |
| 営業キャッシュフロー | −2.2億円 | −6.2億円 | 2.7億円 | −1.4億円 | −4.8億円 |
| 従業員数 | 207人 | 215人 | 211人 | 204人 | 200人 |
| 書類の提出日 | — | — | — | — | 2026/06/18 |
| 出典 | 開示資料 | 開示資料 | 開示資料 | 開示資料 | 開示資料 |
新しい決算の書類が提出されるたびに期を追加し、過去の期も残しています。 有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」から集計しています(営業利益は損益計算書の当期・前期のみ)。自己資本比率とROEは報告書の記載値です。
精密機器の会社
日本の精密機器は52社。 株式会社ジャパン・ティッシュエンジニアリングの直近の売上高は49位。 業種の会社をすべて見る
| 順位 | 会社名 | 売上高 | 営業利益率 | 純利益 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | テルモ株式会社分析あり | 1兆1,318億円 | 15.6% | 1,359億円 |
| 2 | オリンパス株式会社 | 1兆106億円 | 9.6% | 681億円 |
| 3 | HOYA株式会社分析あり | 9,477億円 | — | 2,514億円 |
| 4 | 株式会社ニコン | 6,771億円 | -16.6% | −860億円 |
| 5 | ニプロ株式会社 | 6,605億円 | 5.7% | 135億円 |
| 6 | 株式会社 島津製作所 | 5,607億円 | 13.1% | 604億円 |
| 7 | シチズン時計株式会社 | 3,468億円 | 8.7% | 311億円 |
| 8 | セイコーグループ株式会社 | 3,356億円 | 9.2% | 219億円 |
| 9 | 日機装株式会社 | 2,156億円 | 7.1% | 136億円 |
| 10 | 株式会社東京精密 | 1,668億円 | 20.2% | 247億円 |
売上規模の近い精密機器の会社
- クボテック株式会社21.0億円
- 株式会社Liberaware14.0億円
- CYBERDYNE株式会社38.4億円
- 株式会社東京衡機44.7億円
- 岡本硝子株式会社47.3億円
- Terra Drone株式会社47.8億円
- 株式会社インターアクション48.2億円
- プレシジョン・システム・サイエンス株式会社52.1億円
直近期の売上高で並べています。決算期が会社ごとに異なるため、同じ時期の比較ではありません。
事業の内容
有価証券報告書「事業の内容」より抜粋(有価証券報告書-第28期(2025/04/01-2026/03/31))
3【事業の内容】当社は、「医療の質的変化をもたらすティッシュエンジニアリングをベースに、組織再生による根本治療を目指し、21世紀の医療そのものを変えてゆく事業を展開する」ことを会社設立の趣旨とする企業です。「再生医療をあたりまえの医療に」をビジョンに掲げ、再生医療等製品の開発、製造、販売を行う再生医療製品事業、再生医療に関する開発及び製造等を受託する再生医療受託事業、研究用ヒト培養組織の開発、製造、販売を行うラボサイト事業を展開しております。当社は、2021年3月9日付で帝人グループとなりました。親会社である帝人株式会社との協創により事業を拡大してまいります。2023年8月1日に設立された帝人リジェネット株式会社(帝人株式会社の100%子会社)とは、再生医療CDMO事業において連携しています。 [事業の系統図]なお、当事業年度より、ラボサイト・ブランドを訴求した事業展開をさらに強化・発展させ、事業内容をより明確に表現するため、従来「研究開発支援事業」としていた報告セグメントの名称を「ラボサイト事業」に変更しております。 (1)当社事業の根幹となる技術近年、細胞培養や生体材料工学等の技術進歩により、生物から採取した細胞を用いて、性質の改変、体外での培養、組織・臓器の再形成、新たな機能の付加あるいは機能の修復等が試みられるようになりました。このような要素技術を利用して組織の再生を実現するための技術がティッシ…
経営方針・経営計画
有価証券報告書「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」より抜粋
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。(1)経営方針 当社は、「医療の質的変化をもたらすティッシュエンジニアリングをベースに、組織再生による根本治療を目指し、21世紀の医療そのものを変えてゆく事業を展開する。」ことを会…全文の抜粋を表示
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。(1)経営方針 当社は、「医療の質的変化をもたらすティッシュエンジニアリングをベースに、組織再生による根本治療を目指し、21世紀の医療そのものを変えてゆく事業を展開する。」ことを会社設立の趣旨とし、次の経営理念・ビジョン・行動指針に基づいて、再生医療製品事業、再生医療受託事業及びラボサイト事業を展開しております。経営理念:再生医療の産業化を通じ、社会から求められる企業となる。法令・倫理遵守の下、患者様のQOL向上に貢献することにより、人類が生存する限り成長し続ける企業となる。その結果、全てのステークホルダーがより善く生きることを信条とする。ビジョン:再生医療をあたりまえの医療に行動指針:一、一貫性と柔軟性のバランス感覚を持つ。一、勇気を持って変化に挑戦する。一、異なる文化や考え方を尊重する。一、徹底的に現場を重視する。一、J-TECを代表する社員として深く考え行動する。サステナビリティ方針:私たちは、「再生医療をあたりまえの医療に」というビジョンのもと、再生医療のリーディングカンパニーとして持続可能な社会の実現に貢献し、企業価値の向上に努めます。 (2)経営戦略既存事業の売上利益を最大化するための黒字体質の基盤を確立することで売上を大幅に拡大させるとともに、新たな製品・領域への展開を実現し、中期目標:売上高50億円、営業利益率10%超を達成する。①再生医療製品事業<皮膚領域>・ジェイスは重症熱傷治療の標準治療として浸透。広範囲な重症熱傷に加え、受傷面積の小さい症例でも使用実績を増やし、当社の事業基盤を支える。母斑・表皮水疱症向けは拠点施設及び患者団体との関係強化で確実に発生症例を獲得し、重症熱傷と合わせて安定した売上げを確保する。・ジャスミンは、複数拠点での集患モデルの確立と治療啓発の推進を図り、早期の普及を狙う。2027年3月期で50例/年、2028年3月期で100例/年の受注を目指す。・皮膚領域では、乾燥他家(同種)培養表皮の開発を進め、2028年3月期の上市を目指す。当社初となる他家(同種)細胞を用いた製品であり、ジェイスで開拓した販路や医療機関とのネットワークを生かし、承認後早期に普及させる。他家(同種)製品・乾燥品である特長を生かし、国内だけでなく海外市場への展開も加速させる。<膝領域>・ジャックは、変形性膝関節症(OA)への適応拡大を受け、既存施設の販売拡大に注力することで2027年3月期に年間350例を達成し、新規施設への展開につなげることで2028年3月期には年間600例へと大幅に引き上げる。・膝領域では、ヘビーユーザーの医療機関と連携し、自由診療による同疾患の治療(メディカルツーリズム等)に着手し、承認後の迅速展開を図る。<眼領域>・ネピック、オキュラルは株式会社ニデックとの連携により、拠点施設を中心に販売体制を構築している。眼科の主要学会にて製品の認知度向上や治療成績の情報発信を行うなど、一層の普及に向けた施策を実施し、根治療法の存在しなかった角膜上皮疾患に対する治療を提供する。<がん領域>・新たな領域として、名古屋大学と開発中の自家CAR-T細胞製剤を上市する。低コストで供給できる強みを生かし、他社との差別化を図る。<生産技術>・細胞培養に関する実績・ノウハウと、帝人の有するエンジニアリングでシナジーを発揮し自家製品の製造自動化や同種製品の大量生産に向けた生産革新を実現し大幅なコスト低減を図る。 ②再生医療受託事業・安定した収益基盤を構築するため、顧客である企業やアカデミアとの連携を強化し、既存の顧客と戦略的な協業を深化させる。引続き、新規顧客に向けた営業活動に注力するとともに、商用生産(CMO)に向けた体制づくりに取り組む。・帝人と連携した新たなCDMO事業により、顧客(国内・海外)を拡大するとともに、海外での承認品目の国内製造受託(CMO)を積極的に獲得する。③ラボサイト事業・ラボサイトシリーズは、皮膚感作性試験のOECDガイドライン収載を受けて欧州市場の開拓を推進し、欧州市場での製品浸透を図る。合わせて、米国やアジア圏への海外展開も積極的に推進する。・ヒトiPS細胞とオルガノイドの技術を用いた研究用腸管上皮モデルの開発権の取得を契機に、現在の化粧品を主とする市場から創薬市場への新たな展開を進め、2027年3月期に上市する。(3)経営環境 2012年に京都大学iPS細胞研究所 所長 山中伸弥教授がノーベル生理学・医学賞を受賞したことを契機に、わが国は再生医療を成長戦略の一つとして位置付けました。再生医療への期待が急速に高まる中で、再生医療の普及を迅速に進めるための法整備が進められ、2014年11月に薬事法は医薬品医療機器等法として改正され、新たに再生医療等製品が定義されると同時に、再生医療等製品に条件・期限付承認制度が導入されました。また、再生医療を安全かつ迅速に実施するための再生医療等安全性確保法が施行されました。 このような状況の下、同種細胞を用いた再生医療製品の開発や、国内外技術導入による製薬企業の参入、iPS細胞による再生医療が臨床応用ステージに入る等の動きが加速しており、承認を取得した再生医療等製品も増えてきております。その一方で、国民医療費は、高齢化の進展、疾病構造の変化、医療の高度化、高額な製品の登場などによって年々増大しており、医療保険制度の持続可能性の確保が喫緊の課題となっております。(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社は、「再生医療をあたりまえの医療に」という長期ビジョンのもと、再生医療等製品の研究開発から製造・販売までを一貫して担うプラットフォーマーとして、日本の再生医療の産業化に貢献してきました。さらに多くの患者や顧客に価値を届けるため、事業基盤の安定化と中長期的な企業価値向上に向けて当社が優先的に取り組むべき課題は以下のとおりです。①再生医療製品事業:主力製品および新規パイプラインの売上拡大による収益基盤の確立 自家培養軟骨ジャックは、変形性膝関節症を対象疾患とする適応拡大が2025年5月に承認され、2026年1月に保険収載されました。本適応は患者数が多い国民病領域であり、当社の収益成長を牽引する最重要製品と位置づけています。本製品を着実に市場に届けることで売上を拡大し、安定した収益基盤を確立することを最優先事項として取り組んでいきます。 加えて、メラノサイト含有自家培養表皮「ジャスミン」の患者認知の向上を進めるとともに、乾燥保存・即応性を特長とする他家(同種)培養表皮(開発名:Allo-JaCE03)の製造販売承認取得に向けて注力します。 これまで築き上げてきた再生医療等製品を提供するフルバリューチェーンを更に強化し、再生医療製品事業全体での売上拡大と早期の安定黒字化を目指すとともに、更なる新規パイプラインの獲得・開発についても、技術の目利き力を活かして加速していきます。②再生医療受託事業:高付加価値フェーズへの移行と能力増強 当社は、これまでに再生医療等製品5製品を上市してきた実績とノウハウ、GCTP省令に準拠した製造・品質管理体制を強みとして、幅広い顧客に対して、再生医療の多様性をふまえた製品の作りこみや生産・販売体制の提案などの…
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