日本 東証プライム コード 7259 輸送用機器

株式会社アイシン

AISIN CORPORATION

トランスミッションやブレーキ、ドア部品を供給するトヨタグループの大手自動車部品メーカー。収益力の底上げが課題

2026年3月期

売上高
5兆1,177億円
前期比 +4.5%
営業利益
2,287億円
利益率 4.5%
純利益
1,716億円
ROE
8.2%
自己資本比率
48.8%
会社分析 開示資料をもとにAI(Claude)が作成した文章です。数値の出典は本文末尾と下の決算表に記載しています。(2026年9月28日時点の情報)

パワートレインユニット、ブレーキ、車体部品などを世界の自動車メーカーに供給する。2026年3月期は売上収益5兆1,177億円(前期比4.5%増)、営業利益2,287億円(12.7%増)。2028年中期経営計画で営業利益3,300億円、ROE10%を掲げ、DOEを軸にした配当と自己株式取得で還元を強める。

事業の概要

自動車部品の製造・販売が主力で、報告セグメントは地域別の日本、北米、欧州、中国、アセアン・インドの5つ。主な商品はオートマチックトランスミッションやハイブリッドトランスミッション、eAxleなどのパワートレインユニット、ブレーキ、パワースライドドアなどの車体部品、周辺監視や駐車支援のシステム。

2026年3月期のセグメント別売上収益(セグメント間取引を含む)と営業利益は次のとおり。

  • 日本:3兆2,147億円、営業利益802億円
  • 北米:1兆1,958億円、391億円
  • アセアン・インド:6,134億円、696億円
  • 中国:5,989億円、306億円
  • 欧州:2,842億円、41億円

トヨタ自動車向けの販売は1兆5,112億円で、総販売実績の29.5%を占める。各セグメントとも大手自動車メーカーから約3カ月前の予約的な発注指示を受けて生産する。

業績の分析

2026年3月期(IFRS)は売上収益5兆1,177億円(前期比4.5%増)、営業利益2,287億円(12.7%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益1,716億円(59.6%増)。営業利益率は4.5%、ROIC(投下資本利益率)は9.1%。

会社の説明では、得意先の車両生産台数とパワートレインユニットの販売台数が増えて増収となった。人と将来への投資や関税の影響があったものの、企業体質改善と構造改革の効果で増益。地域別では北米がハイブリッドトランスミッションの生産増で33.5%の営業増益、アセアン・インドも17.3%増えた。欧州と中国はオートマチックトランスミッションの販売減で減収減益。税引前利益は為替差損の減少で43.0%増えた。

決算期 売上収益 親会社の所有者に帰属する当期利益 営業キャッシュ・フロー 現金及び現金同等物
2022年3月期 3兆9,174億円 1,419億円 1,933億円 3,869億円
2023年3月期 4兆4,028億円 376億円 2,379億円 3,176億円
2024年3月期 4兆9,095億円 908億円 4,997億円 5,271億円
2025年3月期 4兆8,961億円 1,075億円 3,398億円 4,516億円
2026年3月期 5兆1,177億円 1,716億円 3,760億円 5,923億円

(有価証券報告書の値)

売上収益は5年で3割伸びたが、当期利益は2023年3月期に376億円まで落ち込み、売上規模に比べて利益水準が低い状態が続いた。

2027年3月期の予想は売上収益5兆2,500億円(2.6%増)、営業利益2,350億円(2.7%増)、当期利益1,500億円(12.6%減)。第1四半期は売上収益1兆3,156億円(前年同期比7.8%増)、営業利益365億円(23.6%減)で、会社が見込んでいた403億円を下回った。説明会では、中国向けパワートレインの台数減が計画以上だったこと、一部の自動車メーカーで関税の価格転嫁が後ずれしたことを挙げた。熊本県で起きた地震で子会社のアイシン九州が被災したが、通期予想の下方修正は考えていないとしている。

手元資金と使い道

2026年3月末の現金及び現金同等物は5,923億円(前期末比1,407億円増)。営業キャッシュ・フロー3,760億円に対し、投資の売却・償還による収入が増えて投資キャッシュ・フローの支出が771億円にとどまった。社債及び借入金は6,212億円で、うち2,275億円はハイブリッド社債・ハイブリッドローン(格付会社は半分の1,137億円を資本と認定)。現預金と借入金はほぼ同水準。金融子会社の資金に関する記載はない。

会社は資本構成の目安として、有利子負債と資本の合計に占める有利子負債の比率(キャピタリゼーション比率)を概ね25〜30%とし、格付を保てる範囲で負債による調達を優先する方針を示している。主な資金需要はBEV向け商材、ブレーキ、安心快適エントリーなど成長領域の設備投資と研究開発。研究開発費は2,654億円。

2028年中期経営計画では、3年間のキャッシュの使い道を次のように示した。

  • キャッシュイン:研究開発費控除前の営業キャッシュ・フロー1兆9,500億円と、借入の活用や資産圧縮によるバランスシート・コントロール1,500億円の計2兆1,000億円
  • 基本的コア投資:設備投資7,500億円、研究開発6,000億円
  • 成長投資:4,500億円(競争力強化2,000億円、M&Aを含む戦略投資1,000億円、人への投資1,000億円、新規事業創出500億円)
  • 株主還元:1,500億円に加え、追加の株主還元1,500億円以上

配当方針は、配当性向30%程度からDOE(親会社所有者帰属持分配当率)へ切り替え、3.0%を起点に2028年度に3.5%へ段階的に引き上げる。年間配当は2026年3月期70円、2027年3月期予想75円。自己株式取得は2024年度839億円、2025年度に1,500億円の枠を決議し、2026年4月28日には公開買付けによる自己株式の取得と消却を決議した。前中計の期間に政策保有株式を売却して1,180億円の資金を生み、保有ゼロを目指している。

経営計画・成長戦略

2030年中長期事業戦略のもと、2026年2月に「2028年中期経営計画」(2026〜2028年度)を公表した。基本方針は「稼ぐ力」の強化と将来への「仕込み」の両立。

指標 2028年度目標
売上収益 5兆3,000億円
営業利益 3,300億円
営業利益率 6.2%
ROE 10.0%
ROIC 11.0%
  • 商品軸:パワートレインユニットやブレーキといったハードウェアを、センシングやソフトウェアと組み合わせる
  • 地域軸:地域ごとのエネルギー事情に合わせて現地生産を広げる。インドでのATの現地調達化や回生協調ブレーキの現地調達化など
  • パワートレイン:BEVはeAxleの拡販と機能を統合した電動ユニット(Xin1)の開発、PHEV・HEVは収益性の向上、ICEはシェアアップと既存設備の使い切り
  • 経営基盤:グループ経営の高度化と収益構造改革。前中計ではシート事業やシャワートイレ事業を譲渡した

新規事業・新しい取り組み

  • モビリティサービス:位置情報の活用・分析技術、ソフトウェアを使い、物流支援、道路維持管理、地域移動支援のサービスを提供している
  • エネルギー:エネファームやガスコジェネレーションの実績をもとに、水素利用やペロブスカイト太陽電池の研究を進める。中計では新規事業創出に500億円規模を充て、バイオ燃料Bio-M-CokeやCVC投資の強化も挙げる
  • 生成AI:車室内センシングと組み合わせた快適性の提案に活用する

トヨタが次世代BEVの開発を中止した影響について、会社は一部の設備が他のプロジェクトに転用できるため軽微と説明している。新規事業の担当者の視点では、部品メーカーが車載技術(位置情報、センシング)を道路管理や物流といった車外のサービスに広げている点が参考になる。

分析:強みと課題

強み

  • 幅広いパワートレインの品ぞろえ:AT、ハイブリッド、eAxleまでそろえ、BEVの普及速度が地域で分かれる状況に対応できる
  • トヨタとの取引基盤:売上の約3割がトヨタ向けで、北米ではハイブリッドトランスミッションの生産増で増益となった
  • 資本政策の具体性:3年間のキャッシュの入りと出を金額で示し、DOEの目標まで定めた

課題・リスク

  • 低い利益率:営業利益率4.5%で、目標6.2%まで差がある。第1四半期は計画を下回って始まった
  • 中国と欧州のAT:中国向けATの台数減が利益を押し下げており、会社も中国の需要動向を最大の懸念に挙げる
  • 外部要因:関税の転嫁時期、アルミなど原材料価格、自然災害が利益を左右する

出典

分析の更新履歴(1件)
  1. 最新の版 2026年9月28日時点の情報
中期経営計画の分析 会社が公表した中期経営計画の資料をもとに、AI(Claude)が内容を整理・分析した文章です。(2026年9月28日時点の情報)

2028年中期経営計画

計画期間
2026年度〜2028年度(2026年4月〜2029年3月)
最終年度
2028年度(2029年3月期)
公表日
2026年2月19日

2030年を見据えた中長期事業戦略の第2段階となる3カ年計画。主力のATとPHEV/HEVで「稼ぐ力」を高め、BEV商材やブレーキ、アフターマーケットへ「仕込み」を進める。営業利益を3年で約1.6倍にする計画で、成長投資4,500億円と、配当指標をDOEに切り替えた還元強化を組み合わせた。

計画の位置づけ

2023年9月に公表した中長期事業戦略(2023〜2030年)のもとで、「25年中期経営計画(2023〜2025年)」に続く2本目の中計。2030年目標(営業利益率8.0%以上、ROIC13.0%以上、ROE12.0%以上)への中間点として、2028年度の経営目標を置いた。基本方針は、ものづくり力をベースにした「稼ぐ力」の強化と将来への「仕込み」の両立。取り組みを商品軸、地域軸、機能軸(経営基盤強化)の3つで整理している。

前計画では事業ポートフォリオの入れ替え、AT など既存商品の収益性向上、成長領域へのリソーセスシフト、バランスシート改革の4テーマを進めた。シート事業やシャワートイレ事業の譲渡、政策保有株式の売却などで、総資産の10%(4,000億円)の目標に対し4,494億円の資金を生み出した。一方、営業利益は2023年3月期の579億円から回復したものの、2026年3月期で2,287億円、営業利益率4.5%にとどまる。今回の計画は、BEVの減速でICEやPHEV/HEVの需要見通しが上振れたことを前提に、フルラインアップのパワートレインで収益を積み上げる設計になっている。

数値目標

指標 目標 年度 直近の実績
売上収益 5兆3,000億円 2028年度 5兆1,177億円(2026年3月期)
営業利益 3,300億円 2028年度 2,287億円(2026年3月期)
営業利益率 6.2% 2028年度 4.5%(2026年3月期)
ROE 10.0% 2028年度 8.2%(2026年3月期)
ROIC 11.0% 2028年度 9.1%(2026年3月期)
DOE 3.5%水準 2028年度 3.2%(2026年3月期)
営業利益率 8.0%以上 2030年 —
ROE 12.0%以上 2030年 —
ROIC 13.0%以上 2030年 —

計画時の起点は2025年度予想の営業利益2,050億円。台数増加・拡販で970億円、体質改善・構造改革で980億円を積み、中長期の成長投資で700億円を費やして3,300億円に至る道筋を示した。商品別には、2028年にATで営業利益1,050億円以上(ROIC19%水準)、PHEV/HEVで530億円以上(同18%水準)、ブレーキで450億円以上(同11%水準)、アフターマーケットで230億円以上(営業利益率20%以上)を目標とする。非財務では2030年度にScope1・2排出量46.2%減(2019年度比)、女性管理職比率4.5%などを掲げた。

重点施策

  • AT:BEV減速で底堅いICE需要、特にFR車向けを取り込みシェアを上げる。既存拠点・設備を使い切り、償却費の減少でROICを高める
  • PHEV/HEV:スモールからプレミアムまでの品揃えで北米などの需要を獲得。米国内3拠点で北米向け電動ユニットを生産し、関税影響を抑える
  • BEV商材:第1・2世代eAxleを拡販し、機能を統合した電動ユニット(Xin1)の開発を加速。電池骨格やTEKIZAIボデー(分割キャストボデー)も育てる
  • ブレーキ:子会社アドヴィックスの回生協調ブレーキ、キャリパ、電動パーキングブレーキを収益の柱に育てる
  • 地域軸:インドでAT・CVTの現地生産に約320億円を投資し、欧州ではBMWが設計するe-axleの受託生産を20年代後半に始める
  • 収益構造改革:物流費を2030年時点で2021年比半減、工場の自働化やデジタル基盤の刷新で生産性を上げる

資本配分・株主還元

3年間のキャッシュインは2兆1,000億円(研究開発費控除前の営業キャッシュ・フロー1兆9,500億円、BSコントロール1,500億円)。使い道は設備投資7,500億円と研究開発6,000億円の基本的コア投資、成長投資4,500億円、株主還元1,500億円に、追加株主還元1,500億円以上。成長投資は競争力強化への追加投資2,000億円水準、M&A枠を含む戦略投資1,000億円水準、新規事業創出500億円水準、事業基盤革新・人への投資1,000億円水準に分ける。設備投資は減価償却の範囲内に抑える。

還元は配当性向30%程度からDOEに指標を改め、3.0%水準を起点に2028年度3.5%水準へ段階的に引き上げる。自己株式は機動的に取得する。最適な資本構成はキャピタリゼーション比率25〜30%とし、負債の活用で資本コストを下げる考え。

進捗

計画の起点となった2026年3月期は、営業利益が2,287億円と計画時の予想2,050億円を上回った。初年度の2027年3月期は売上収益5兆2,500億円、営業利益2,350億円(利益率4.5%)の予想で、ROEは6.8%、ROICは8.0%に下がる見込み。会社は成長投資の強化で230億円、中東情勢による資源価格高騰で150億円の負担を織り込み、本格的な利益成長は2028年度にかけて表れると説明する。

第1四半期は売上収益1兆3,156億円(前年同期比7.8%増)、営業利益365億円(23.6%減)。パワートレインユニットの販売台数減や資材高が響いたが、体質改善が計画以上に進んでいるとして通期予想を据え置いた。還元は2026年3月期の配当を年70円に増配し、2027年3月期は75円を予定。自己株式は2025年度に783億円を取得し、2026年度は上限1,000億円の取得枠のうち第1四半期に461億円を実施した。Cap比率は2026年6月末で22.4%と、目安の25〜30%をなお下回る。

分析:計画の読みどころ

2026年3月期の実績から3年で営業利益を約1,000億円積み上げる計画。会社は計画時の2025年度予想を起点に年平均17.2%の伸びを示した。2027年3月期の予想が2,350億円にとどまるため、残る2年で約950億円を上乗せする後半偏重の形になる。達成の鍵は、構造改革で見込む980億円の積み上げと、北米のPHEV/HEVやインドのATといった拡販の立ち上がり時期。

計画の前提はBEVの普及鈍化でICEとPHEV/HEVの需要が膨らむという市場見通しで、会社の試算では2030年のPHEV/HEV需要は2023年予測比35%増、ICEは24%増。トヨタ向けが売上の約3割を占める一方、ATやPHEV/HEVの他社向け受注拡大がこの見通しを収益に変える前提になる。第1四半期に中国向けの台数減や関税転嫁の遅れが出たように、得意先の生産台数と地政学要因への感応度は高い。

資本面では、ROE10%を利益の伸びだけでなく資本構成の見直しでも実現する設計が目を引く。Cap比率を引き上げるための自己株式取得と、DOEによる配当の下支えは、利益が計画を下回った場合でも還元の水準を保つ仕組みといえる。そのぶん、成長投資4,500億円のうちM&Aを含む戦略投資でどれだけの収益を生み出せるかが、2030年目標への道筋を左右する。

出典

中期経営計画の分析の更新履歴(1件)
  1. 最新の版 2028年中期経営計画

業績の推移

売上高
2022/32022年3月期 3兆9,174億円2023/32023年3月期 4兆4,028億円2024/32024年3月期 4兆9,095億円2025/32025年3月期 4兆8,961億円2026/32026年3月期 5兆1,177億円5兆1,177億円
営業利益
2022/32023/32024/32025/32025年3月期 2,029億円2026/32026年3月期 2,287億円2,287億円
純利益
2022/32022年3月期 1,419億円2023/32023年3月期 376億円2024/32024年3月期 908億円2025/32025年3月期 1,075億円2026/32026年3月期 1,716億円1,716億円

数字から読み取れること

  • 売上高は2022年3月期の3兆9,174億円から2026年3月期の5兆1,177億円へ増加(4期間の年平均成長率 6.9%)。
  • 直近期(2026年3月期)の売上高は前期比 +4.5%。
  • 直近期の営業利益率は 4.5%。
  • 直近期のROEは 8.2%(有価証券報告書の記載値)。
  • 直近期末の自己資本比率は 48.8%。
  • 直近期の営業キャッシュフロー(3,760億円)は純利益の 2.2倍。

下の表の数値から自動で計算しています。

決算期2022年3月期2023年3月期2024年3月期2025年3月期2026年3月期
売上高3兆9,174億円4兆4,028億円4兆9,095億円4兆8,961億円5兆1,177億円
 前期比—+12.4%+11.5%-0.3%+4.5%
営業利益———2,029億円2,287億円
 営業利益率———4.1%4.5%
純利益(親会社株主に帰属)1,419億円376億円908億円1,075億円1,716億円
総資産4兆2,058億円4兆1,358億円4兆6,430億円4兆2,846億円4兆5,122億円
自己資本1兆7,565億円1兆7,513億円2兆1,358億円1兆9,772億円2兆2,005億円
自己資本比率41.8%42.3%46.0%46.1%48.8%
ROE8.6%2.1%4.7%5.2%8.2%
現金及び現金同等物3,869億円3,176億円5,271億円4,516億円5,923億円
営業キャッシュフロー1,933億円2,379億円4,997億円3,398億円3,760億円
従業員数117,177人116,649人115,140人114,449人113,292人
書類の提出日————2026/06/12
出典開示資料開示資料開示資料開示資料開示資料

新しい決算の書類が提出されるたびに期を追加し、過去の期も残しています。 有価証券報告書の「主要な経営指標等の推移」から集計しています(営業利益は損益計算書の当期・前期のみ)。自己資本比率とROEは報告書の記載値です。

輸送用機器の会社

日本の輸送用機器は82社。 株式会社アイシンの直近の売上高は6位。 業種の会社をすべて見る

順位会社名売上高営業利益率純利益
1 トヨタ自動車株式会社分析あり 50兆6,849億円 7.4% 3兆8,480億円
2 本田技研工業株式会社分析あり 21兆7,966億円 -1.9% −4,239億円
3 日産自動車株式会社分析あり 12兆78億円 0.5% −5,330億円
4 株式会社デンソー分析あり 7兆5,399億円 7.3% 4,437億円
5 スズキ株式会社分析あり 6兆2,929億円 9.9% 4,392億円
6 株式会社アイシン 5兆1,177億円 4.5% 1,716億円
7 マツダ株式会社分析あり 4兆9,181億円 1.0% 350億円
8 株式会社SUBARU分析あり 4兆7,849億円 0.8% 908億円
9 いすゞ自動車株式会社分析あり 3兆4,790億円 5.9% 1,348億円
10 三菱自動車工業株式会社分析あり 2兆8,965億円 2.6% 100億円

売上規模の近い輸送用機器の会社

直近期の売上高で並べています。決算期が会社ごとに異なるため、同じ時期の比較ではありません。

事業の内容

有価証券報告書「事業の内容」より抜粋(有価証券報告書-第103期(2025/04/01-2026/03/31))

3 【事業の内容】 当社グループは、当社及び200社の子会社・関連会社(製造会社138社、販売会社19社、その他43社)により構成されています。事業内容及びグループ各社の当該事業における位置付けは、以下のとおりです。 「日本」、「北米」、「欧州」、「中国」、「アセアン・インド」の各セグメントで以下製品を製造・販売しています。区分主な製品自動車部品パワートレイン関連オートマチックトランスミッション(AT)、マニュアルトランスミッション(MT)、無段変速機(CVT)、ハイブリッドトランスミッション、eAxle、電気式4WDユニット(e-Four)、ハイブリッドダンパー、電動ウォーターポンプ、電動オイルポンプ、ピストン、インテークマニホールド、エキゾーストマニホールド、可変バルブタイミング機構(VVT)走行安全関連ブレーキブースター&マスターシリンダー、ディスクブレーキ、エレクトロニックスタビリティーコントロール(ESC)、回生協調ブレーキシステム、電動パーキングブレーキ、アクティブリアステアリングシステム、電動チルト&テレスコピックステアリングコラム、ドライバーモニターシステム、自動駐車システム、周辺監視カメラシステム、シフト・バイ・ワイヤ、ブレーキペダルストロークセンサー車体関連パワースライドドアシステム、パワーバックドアシステム、サンルーフ、ニューマチックシート、ドアハンドル、ドアロック、ドアフレーム、グリルシャッター、…

経営方針・経営計画

有価証券報告書「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」より抜粋

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、「“移動”に感動を、未来に笑顔を。」を経営理念として、働く仲間、お客様、社会に新たな価値を提供し続け、持続可能な社会の実現を目…全文の抜粋を表示
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、「“移動”に感動を、未来に笑顔を。」を経営理念として、働く仲間、お客様、社会に新たな価値を提供し続け、持続可能な社会の実現を目指しています。 リアルの移動の進化に貢献するだけでなく、これまでの移動の概念や方法を飛び越えて「心」を動かすようなあらゆる“移動”体験を世界中の人々に提供し、驚きや楽しさといった感動をもたらします。 また、環境に配慮した事業を通じて新しい価値を生み出すことで、人々の笑顔あふれる持続可能な社会と、美しい地球を未来につないでいきます。 当社グループは、この想いを経営の根幹に置き、すべての働く仲間たちが力を合わせていくことで、これから先も、社会に必要とされる企業であり続けることを基本方針としています。 (2)経営環境 各国の環境政策や規制動向の変化により、自動車市場を取り巻く環境の不確実性は高まっています。足元では、バッテリーEV(BEV)の普及スピードに地域差が生じ、プラグインハイブリッド車(PHEV)やハイブリッド車(HEV)、ガソリン車などの内燃機関車(ICE)への需要が再び高まるなど、パワートレインの多様化が進んでいます。 また、将来的には電動化・知能化の進展により、クルマや移動の在り方が変わっていくことが予想されます。 (3)対処すべき課題 このような環境認識のもと、経営理念の実現に向け中長期で対処すべき課題をマテリアリティとして設定しています。マテリアリティは、「自然との共生、持続可能な未来への貢献」「世界中の人々に移動の自由を提供」「多様な人材の活躍と人生の充実」を3つの優先課題とし、その実現に向けた方向性として「バリューチェーン全体での環境負荷低減」「クリーンなエネルギー社会に向けたソリューションの提供」「人生を豊かにする“移動”価値の創造」「挑戦する企業文化の醸成」「多様性を尊重し共に輝き強くなる」の5つ、そしてそれらを支える「盤石な経営基盤の構築」で構成されています。事業活動を通じたマテリアリティの解決に向け、2030年中長期事業戦略を策定し事業ポートフォリオの変革を進めています。 2030年を見据えた事業ポートフォリオの変革 (4)中長期的な経営戦略と目標とする経営指標 2030年中長期事業戦略のもと、2026年2月に「2028年中期経営計画」を策定しました。強みである幅広い商品群やグローバル生産拠点をベースとしたものづくり力を磨くことで、「“移動”の価値を創造する会社」への変革を目指します。 ① 基本方針「稼ぐ力」の強化と、将来への「仕込み」の両立 ② 重点取組「商品」「地域」「機能」の3つを軸に、取組を進めていきます。 (ⅰ)商品軸 当社グループが提供する移動の価値は「ユーザーに寄り添う走り・乗り心地」「安全・安心、快適な移動体験」です。強みであるパワートレインユニットやブレーキといったハードウェアを進化させ、センシングやソフトウェアと組み合わせることで移動の様々なシーンに新たな価値を提供し、お客様に魅力ある商品を提供していきます。 (ⅱ)地域軸 環境政策やエネルギー事情が地域毎に大きく異なり、それに伴って市場から求められる車両の在り方も多様化しています。こうした違いを的確にとらえ、各地域の市場環境や、お客様のニーズを踏まえながら、現地生産を着実に拡大し、成長していきます。 (ⅲ)機能軸 商品軸・地域軸の取組を両輪としながら、それらを支え実現を加速させるため必要不可欠な取組が経営基盤強化です。具体的には、「グループ経営の高度化」、「収益構造改革」、「成長を支えるサステナビリティ」の3つの重点活動を推進していきます。 2028年中期経営計画の基本方針 ③ 目標とする経営指標2028年中期経営計画においては、以下の指標を経営上の業績目標としています。指標2028年中期経営計画目標売上収益5兆3,000億円営業利益3,300億円営業利益率6.2%ROE10.0%ROIC(注1)11.0%(注1) ROIC(投下資本利益率)=税引後営業利益÷(棚卸資産+有形固定資産+無形資産)(注2) 上記財務目標は、有価証券報告書提出日現在において予測できる事情等を基礎とした当社グループの合理的な判断に基づくものであり、その達成を保証するものではありません。

掲載内容は開示資料をもとにした情報提供であり、特定の有価証券の売買を勧めるものではありません。数値の正確性には注意していますが、投資などの判断は必ず各社の開示資料をご確認のうえ、ご自身で行ってください。