グロース市場の上場維持基準の見直し(時価総額100億円基準)
グロース市場の上場維持基準の見直しとは、東京証券取引所がグロース市場上場会社に求める時価総額の維持基準を、上場10年経過後に40億円以上から、上場5年経過後に100億円以上へと引き上げる制度変更のことです。
日本取引所グループの上場維持基準(グロース市場)のページでは、時価総額について「40億円以上(上場10年経過後から適用)」とし、2030年3月1日より「100億円以上(上場5年経過後から適用)」に見直すと示されています。東証は2025年9月に制度要綱を公表し、その趣旨を、機関投資家の投資対象となり得る規模への早期の成長を促すとともに、企業間のM&Aや起業家の次なる創業などを促進する観点からと説明しています。
あわせて東証は、グロース市場の全上場会社に「高い成長を目指した経営」の実現に向けて、成長状況や市場評価を分析し、成長戦略・開示を更新するよう求めています。上場を目指すスタートアップにとっては、小さく上場してから成長するという選択肢の前提が変わり、上場後5年で時価総額100億円に届く成長計画か、M&Aによるイグジットのほうが適しているかを早い段階で検討する必要が高まっています。適用の詳細や経過措置は最新の上場規程で確認してください。
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