AI学習クローラの拒否(robots.txtによるアクセス制限)
AI学習クローラの拒否とは、ウェブサイトのrobots.txtへの記述やID・パスワードによる認証などで、AI学習のための複製を行うクローラのアクセスを技術的に制限する措置のことです。
「AIと著作権に関する考え方について」は、著作権者が反対の意思を示したことだけで、著作権法第30条の4の対象から外れると解釈するのは困難だとしています。一方で、AI学習のための複製を防ぐ機械可読な技術的措置は、権利者やサイト管理者が自由にとることができるとし、その例としてrobots.txtによるクローラのアクセス制限や、認証によるアクセス制限を挙げています。
同文書は、こうした措置が講じられ、サイト内のデータを情報解析用のデータベースの著作物として将来販売する予定があると推認される場合に、措置を回避して収集・複製する行為は、第30条の4ただし書に該当し得るとの考え方も示しています。
自社サイトのコンテンツを学習に使われたくない場合は、どのクローラを拒否するかを決めてrobots.txtを設定することが第一歩です。逆にAI開発のためにウェブからデータを集める側は、robots.txtなどの措置を尊重し、回避しない運用にしておくことがリスク管理になります。
参考資料
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